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一眼カメラ買ったら覚える5つの用語

約 8 分
こんにちは、ちゃり(@Chalibrary)です。
 
とりあえず何も分からなくてもそれなりに使えるカメラ。一眼レフ。それなりに使えるから用語がイマイチ理解できていない。そんな方多いのではないでしょうか。今回は、自分の思い通りの写真を撮るために最低限押さえておきたい用語と簡単な説明を交えて書いていきます。
 
あまり用語が多くても分かりづらいので、覚えておくべき用語は5つにピックアップしました。
 
①露出
②絞り(F値)
③被写界深度
④シャッタースピード
⑤ISO
 
苦手意識を持ってる言葉もあるのではないでしょうか。表現の幅を増やすために、この言葉の中身を知って、いい写真を撮れる自分になりましょう。
センサーに光を当てた結果、出来上がった写真の明るさを「露出」といいます。
 
写真は英語でphotograph:photo- 「光」、-graph 「かく(書く、描く)」というように、カメラの撮像素子:さつぞうそし(センサー)に光を当てることで写真として記録されます。
撮像素子基本はカメラに任せておけば、「適正露出(ちょうどいい明るさ)」の写真が撮れます。

しかし、人間が「より明るい方が、暗い方が良い」と感じることがあります。そんなときは「露出補正」を使います。
露出補正の方法
カメラが決めた露出の度合いを変えてあげるのが、「露出補正」です。 「+/−」のボタンで調整します。
 
±0を基準にマイナスにすると暗くプラスにすると明るくなります。
使いドコロとしては、逆光や影があるところで上手く写らないときに調整します。
 
上の写真は、同じシーンで露出補正をして撮影しました。
ベンチの影を強調したい場合はマイナスに振る、ベンチを強調したい場合はプラスに振るといった使い分けが可能です。(この場合は極端にしたため、白飛びを起こしています)
このように同じシーンでも露出補正を使うことで、見せたいものや強調したい部分を変えることができます。
 
露出補正が行っている仕組みを知りたい方はこちらをどうぞ
Screenshot【カメラ初心者に贈りたい】なんでブレるの?露出補正の仕組み

露出補正かけたらブレた…なんで?得体の知れない「露出補正」より「ISO感度」上げよう……そんな状態にならないために、「露出補正」が行っていることを理解しよう!

【用語②】絞り(F値)

絞り
カメラの中に、光を通す穴の大きさのこと「絞り」と言います。
穴が大きければ光は沢山入ってきますし、小さければ光は少ししか入りません。これは皆さんの「目」でも同じようなことが確認できます。
目をおもいっきり開くと明るいですが、目を細めてうす目にすると周りは薄暗くなります。
この目を大きく見開いた状態を、開放した状態、目を細めてうす目にしている状態を、絞っている状態だと思ってください。
 
絞りを開放すると光が沢山入って来るので、写真は明るくなります。
逆に絞ると光が入りにくいので、写真は暗くなります。
F値
ではF値って何?というと、絞りの大きさを数値化したものと思ってください。
F値が小さいと光を通す穴は大きく、F値が大きければ光を通す穴は小さいということです。
 
数で考えると、数値の大きさと光を通す量が逆とか…何とも天邪鬼なやつですね。そんな時は、上の画像のように目の見開き具合で考えてみてください。
開放F値
1番小さいF値のことを「開放F値」といいます。これは、1番ボケる写真が撮れる状態です。
 
この数値はレンズによって異なり、各レンズに記載されています。

【用語③】被写界深度(ひしゃかいしんど)

「ピントが合う範囲」のことを被写界深度と言います。
被写界深度っていうと難しく聞こえますが、単純にピントが合う範囲と覚えてください。
F2.8だと手前のレンズにだけピントが合ってます。これを、「被写界深度が浅い」といいます。
F22で撮ると写真全体にピントが合っています。これを、「被写界深度が深い」といいます。
 
鋭い皆さんなら、「あれっ、さっき絞ると写真暗くなるって言ったじゃん」と思うでしょう。………思うでしょう?
これは同じような明るさに撮れるようにISO感度を上げています。ISO感度については下の⑤で説明します。
 
被写界深度はF値が小さく(F2.8とかF1.4など)、焦点距離が長い(望遠側)ほど浅くなる特徴があります。
背景ボケを撮るコツは、この被写界深度を浅くして撮るということだったんですね。
注意 
いつでもボカして撮れば上手く撮れるとは限りません。
例えば…集合写真を撮る時、開放F値のまま撮ると2列目の人だけにピントが合ってて他の皆がボケてるなんて事態になりかねません。こういうときは、絞って(F値を大きい数字に変えて)被写界深度を深くしておきましょう。

【用語④】シャッタースピード

「シャッター」はまさしくガレージやお店にあるシャッターのような「幕」をガラガラと開け閉めする事で、センサーに「光」を当てる時間=「感光時間」を調節する装置の事です。 

シャッタースピードは、光が通る穴を開け閉めする時間の長さを表します。
 
以下を見てみましょう。
写真左側を見て下さい。シャッタースピードを速くするとシャッターが開いている時間が短いので、流れる水も止まっているように撮ることができます。逆に右側は、シャッタースピードを遅くしてシャッターが開いている時間を長くしたので、通り過ぎる水が繋がっているように撮ることができます。
 
このときシャッターの開き時間が違うため、以下のことが起こります。
 
シャッタースピード速い ⇒ 光が入る時間が短い ⇒ 暗くなる、ブレにくい
シャッタースピード遅い ⇒ 光が入る時間が長い ⇒ 明るくなる、ブレやすい
 
シャッタースピードが遅いと、センサーに光を記録する時間が長いのでブレた分だけ記録されます。
シャッタースピードが速ければ、被写体が動いていてもその動きよりも速くシャッターが切れるのでブレません。
スポーツを撮るときや、動きまわるお子さんやペットを撮るときに有効です。 

【用語⑤】ISO(イソ・アイエスオー)

国際標準化機構(ISO)で策定された規格なのでISOと呼ばれますが、イソ、アイソでもアイエスオーでも呼び方はいいみたいです。
 デジタルカメラが「取り込んだ光に対する感度を数値化」したものです。
画像のように、ISO感度は数値化されていて、ISO100、ISO2500というように数字で表現されます。
一般的にISO100や50が最も低感度で200・400・・・・6400・25600・・と上がっていきます。
※ISO最小値と最大値は機種により異なります。
ISOを上げるメリット
ISO上がっていくと写真全体が明るくなります。一部が明るくなるフラッシュとはこの辺が違います。
 
一瞬で記録出来る光が増えるので暗い場所でシャッタースピードを速くしても手ブレや被写体ブレを防ぐことができます。「暗いシーンでISO感度を上げるとよい」と言われるのはこのためです。
ISOを上げるデメリット
世の中には夜が昼間みたいに撮れる、ISO感度 40万越えのモンスター機も存在します。
動画を見るとわかりますが、ISOを上げすぎると副作用として、ざらつき(ノイズ)が出て画質が悪くなってしまいます。どうしても必要な場合以外は、上げ過ぎないほうがいいでしょう。
 
ISO感度は設定を撮影者が決めることも、オートでカメラに決めてもらうこともできます。 
露出補正とISOの違い(ちょっと難しい話)
ここまで読んできて、あれ?露出補正もISO感度も明るさを変えられるって…じゃあ2つの違いは何よ?と思うかもしれません。そんなときは下の記事を参考にしてください。
【カメラ初心者に贈りたい】露出とISOの違い【カメラ初心者に贈りたい】露出とISOの違い

「露出補正」と「ISO」の違いを説明しています

まとめ

①露出:写真の明るさ
②絞り(F値):光を通す穴の大きさ(数値)
③被写界深度:ピントが合う範囲
④シャッタースピード:光を取り込む時間
⑤ISO:光に対する感度
 
いかがでしたでしょうか。
 
なんとなーくでも分かればOKだと思います。言葉って聞きなれないものは難しそうでそれだけで嫌になりますよね。まずは写真を沢山撮ってみて、細かい設定をどうしようかと悩んだときにまたここに戻ってきてみてください。
 
きっと理解度が変わっているのではないかと思います。 
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About The Author

司書/ディレクターCHARI
大学在学中にWEBコンテンツやカメラの面白さに気付き、サイト構築や撮影・編集技術を独学で学ぶ。
YouTubeをフィールドに日々映像制作中。

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